国際離婚における慰謝料の考え方と役割

a0002_004754 ank日本に居住する日本人と外国人が国際離婚する場合は、離婚における準拠法と同じ法律が慰謝料についても適用されますので、日本の法律に基づいて慰謝料の算定がなされます。
慰謝料とは、離婚の原因になった不貞をはたらいた方の当事者に対し、相手方がそれに伴う精神的苦痛、肉体的苦痛を蒙ったことについて、調停や裁判を通して当事者に対して損害賠償を請求することを言います。
離婚の原因を作った有責配偶者において、どれくらい責任があるのかを裁判所が判断して支払うべき金額を決めます。
和解金という形で支払われる場合も多くあります。
また、財産分与の金額の中に含めて支払われる場合もあります。
離婚原因は様々なので、支払われる金額もケースにより異なり、相手の支払い能力の有無によっても異なります。
不貞行為が原因で離婚に至る場合は、大体200万円~400万円くらいが相場になります。
請求が認められるのは離婚してから3年以内ですが、相手が外国人の場合は支払いを行わないうちに本国に帰国してしまう場合があり、そのような場合は請求することが難しくなります。
調停調書や裁判の判決文を元にして、相手の国の弁護士に取り立てを依頼することも理論上は可能ですが、実際にそれを行うことはかなり困難な道のりとなります。

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