課税する意味とは

相続税という形での課税には、富の再分配を促すという機能があります。というのは、ある人が亡くなった場合、その人が生前有していた財産の全てを子孫や親族に残すとすると、豊かな家庭に生まれた人は更に豊かになりますが、そうでない人に与えられるのは、機会の平等のみで、そこから豊かになるのは大変なことも多々ある為です。
このような趣旨から、相続税は、全ての人が支払う訳ではなく、一定額以上の財産を相続した人のみを対象としています。
つまり、経済的に豊かな人が亡くなった場合に、その一部を国家が預かり、様々な形で、経済的にあまり裕福でない人たちも恩恵を受けられるように設計されています。
したがって、相続税を課税される財産のラインが高い国ほど純粋な資本主義国家と言え、逆に人が無くなったらほとんどの財産はいったん全て国家に預けるとすると、純粋な共産主義国家と言うことも出来ます。
日本の場合は、資本主義を採用していますので、法改正で時折金額が変わることがあっても、原則としては前者になります。
そこで節税に使われることがあるものの一つが生命保険です。相続税は、相続する人一人当たり幾らまでは非課税、といった具合に一部が免税になることからです。この金額や細かい条件は、法改正などで変わる為、節税の目的で生命保険を利用する場合には、確認すると良いでしょう。

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