各種控除について知ろう

相続税は、亡くなった人にあたる被相続人の財産を、配偶者や子供などの相続人が受け継いだ際に国に納めなければならない税金ですが、財産とはいっても不動産のようにいったん換金が必要になるものが含まれるほか、一度に多額の納税が必要となれば、相続人が後々の生活に困窮してしまうというおそれもあります。
このため、法律で定める特別な場合については、それぞれの相続人が負担すべき相続税の金額から一定の金額を差し引くことができるという、さまざまな控除のしくみが用意されていますので、こうした制度を有効に利用して、相続税を節約することができます。
まず、障害者控除というのは、相続人が85歳未満の障害者であるときに、相続税の額から一定の金額を差し引くというものです。相続人が85歳に達するまでの年数を計算して、1年につき6万円が認められますが、特別障害者とよばれる重度の人については、12万円までが認められています。
相次相続控除は、被相続人が死亡前10年以内に相続した財産について、ふたたび相続税がかかる場合に、前回納めた相続税額の一部を控除するというものです。両親が立て続けに亡くなってしまった場合の子供の相続税の納税などの場合に使える方法です。
外国税額控除は、外国にある財産を相続によって取得した場合に、その財産に外国で相続税にあたる税金が課税されたときには、その金額相当分が、日本の相続税の計算上差し引かれるというものです。

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